8-Ⅱ (Hatimaki): "アスタルテゆるふわアドベントカレンダー7日目  冒頭の1~2万文字だけ書いて放置して、また新しい…" - アスタルテ
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アスタルテゆるふわアドベントカレンダー7日目

 冒頭の1~2万文字だけ書いて放置して、また新しいもの書き始めるパターンを5年以上続けた結果、一部読者から恨まれてる人のガバガバ創作論、はーじまーるよー。

 と、話をする前に。自分、大体においてハチマキの名前で活動してるどっかの誰かです。最近はアスタルテ含めSNS全般において浮上率が低いのでご存じない方も多いんじゃないかと思いますが、鯖缶にポテトサラダやまほど作って食わせる文化の元凶、ぐらいに覚えていただければ多分間違ってないです。それに付け加えて、なんやかんやと7~8年ほど小説を書いては晒してを繰り返している、ちょっとした物書きでもあったりします。

 そんな訳で安直に創作論と銘打ち、ここまで物書きを続けてきた所感を雑に書こうとしている訳ですが。偉そうになんか語る前にとりあえず書いたもん見せろや、という突っ込みに対しての保険として、予めここで書いたものを晒しておこうと思い……思っ……思っていました(過去形)。

 本当に晒そうと思っていたのです。アドベンドカレンダーに堂々と12月7日で登録し、さあ書くかと重い腰を上げたその日までは。

 実は私、物書きとしての名前は決まったものがありません。ネットの海に放流したり、どっかの同人誌に寄稿する度に、特に理由もなく名義を変えているのですね。今日までに20個以上の名前を使い捨てていると思います。

 で、ここからが本題なのですが――名義と投稿場所をころころ変えているせいで、書いた本人にもこれまでの軌跡が分からなくなりました! 特に致命的なのが、ここ数年ほど使っていた「なろう」のアカウントが急にわからなくなったことです。

 そんな訳で、これまでの作品すべてボッシュート&黒歴史化(3回目)して再出発に相成りました。そういう事情で今回は晒しません。流石に.txtの原稿データを.zipで配布とかしたくないのでご容赦を。まあ、アカウント自体は残ってるんで、いつだったかアスタルテでなんとなく貼ったURLでも拾ってくればいける気がしますが、流石にめんどくさいし掘り返そうという物好きもいないでしょう。忘れて下さい。

 前置きが長くなったので、そろそろ本題へ入ります。

 通り一辺倒の創作論、いわゆる技法やら物語の作り方については、私は今回一切触れません。そういう内容の本は星の数ほど出版されているし、そっちを読んだ方が遥かに参考になると思うので、態々私が書くことじゃないからです。なのでこのアドベンドカレンダーの趣旨は、敢えて捻くれた書き方をすると、「小説を書くなんて、普通の人間はやめといた方がいいよ」という内容になるのでしょうか。

 早速結論から申し上げますと、態々「小説を書くなんて正気じゃない」です。素直に別の趣味をやった方がほぼ間違いなく楽しいでしょう。

 まず、そこそこまともに意味が通る文章を書けて、しかもそれが続きを読みたくなる程度に面白く仕上げることができる、というだけで――世の中に数多といる小説投稿者の中でも、上位に食い込む才能の持ち主です。ましてや、長編の作品を完結まで書きあげられることができる人間は、本当に選ばれた極々一部の者のみ。作品を完結させられるのは一種の特殊技能なんです。小説家になろうの検索機能で総投稿数と完結作品数を比べてみれば一目瞭然ですので、気になった方は調べてみてください。

 大多数のアマチュア物書きは、書けども書けども碌に閲覧数が伸びず、感想も貰えず、鳴かず飛ばずのまま筆を折って行きます。世間では何かと馬鹿にされがちな「なろう」出身の作品ですが、実はあれ、凄いんですよ。日の目を見ることなく消えていく有象無象の「なろう」に投稿された作品群とは明らかに違うんです。あれらに共通して言えることは――テンプレだろうがなんだろうが、一応そこそこ読める文章で、決まった間隔で次話を投稿し、ざっくり10万文字は書くことができている、という点です。スナック感覚で適当に読めちゃうんで活字に飢えてる暇人には刺さってしまうんですよ。いや、読んでも読んでも大して頭に残らないんですけどね。

 人気がある作品の特徴をこうして言葉にすると、案外簡単なことのように聞こえます。が、前述の通り、殆どの人間にとっては不可能そのものの無理難題です。白状しますと、私にも無理でした。比較的時間に自由のある学生という立場にあってでも、それなりのクオリティで定期的に作品を書いて更新し続けるというのは、心身ともに疲弊し、憔悴してしまうような重労働です。

 連載していると、発想段階では面白かったはずの小説が、実際の文章に落とす段階でドンドン面白くなくなっていく。物書きにはよくある話なんですが、なまじ公開して誰でも見れる状態にしていると、ちょっと失敗したから一端引っ込めて軌道修正しよう、なんて真似はできません。粗があろうがなんだろうが、とにかく書かなければ文字通り話にならない。そんな強迫観念の下、神経をすり減らしながら書き、最終的に自分でも納得できないまま無理矢理ひねりだしていたのですが、まあそんなものが面白いわけがないんです。

 最終的に3万文字ほど書いていたその作品は、勿論各方面からぼろっかすに批判されるような散々な出来でした。後に頭が冷えた状態で自分で見直しましたが、読むのが苦痛になるほど完全無欠に面白くなかったので、それの更新は永久に凍結と相成りました。所謂、エタったというやつです。流石にこの一件で落ち込んでしまい、それから半年ほど筆を置きました。

 まあ、そういう苦い経験がありまして、安易に「なろうとかwww こんな低クオリティの小説で商業化できるなら、俺にも印税生活できるわwww 」なんて甘い考えで小説を書こうという方には、悪いことは言わないからやめておいた方がいい、と言うことにしています。単純に書きたいから書いていただけの、他者からの評価をあまり気にせずのんびりやっていた私が、変に色気を出して宗旨替えをし、無理をした結果がさっきの有様です。なまじ自分に自信を持っていたり、自己顕示欲や承認欲求が高めの人が商業的な成功を目指し、こういう感じに失敗をすると、マジで精神の均衡がおかしくなりかねません。そういうのを乗り越えてなんとか生き残っている物書きも、色々とズレているというか、何かがおかしい人が多いです。なんというか、小説趣味は大変な界隈です、いや本当に。最近に至っては、まともな人間に創作は難しい上に、創作しない方が心身ともに健康だなあ、とすら思ってます。

 散々に書きましたが、一つくらいまともに創作論しましょうか。

 小説を書く上で一番大事なのは、書いている本人が書いていて面白くて、読み手の方も読んでいて面白いこと。これに尽きると私は思います。何をもって面白いとするかは個々人によりますが、その面白いとはなんぞや、という問いにストイックに向き合えば、自ずと答えは出てくるのではないでしょうか。そこさえ間違えなければ、場数を踏んでいくうちに良い作品が書けるようになっている筈です。

 それでは最後に、自戒を込めてまして――皆、締め切りは守ろう!執筆は計画的に進めようね!

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